まさかの…

運動禁止のドクターストップ。


ここ数日、2週間後に控えた

ヒルクライムレースを目標に

体重を5kg程絞っていた。


席を立つ際『貧血???』と思う

軽いめまいがあった。


気になったのでかかりつけの医者へ行って

採血検査をお願いした。


ところが数値には何の異常も見られない。


心電図を取ってもらうと

少し不整脈が出ていた。

せっかくの機会だからホルター心電図で

改めて丸一日の心臓の動きを

追いかけてもらうことに。



数日後。

一本の留守電が携帯に残っていた。

特に気にもかけず、

いつものように走って家に帰り

改めて留守電を聞いてみる。


『とにかく激しい運動を中止すること』

との言葉が残っていた。



次の日。

電話の内容の詳細が気掛かりで

とにかく医者に向かう。


仕事後という事もあり、

自分がその日最後の患者だった。

なんとなく不安がよぎる…。


診察室に呼ばれ診断を聞く。

『ほんと死ななくて良かった!』

思わずそんなに悪いのかと問う。


昼休憩上がりと、ランニング中に

激しい心電図の揺れ。


通常の心拍と異常な揺れが重なると

心臓が止まるらしい。

どうやら、これが良くないとのこと。


とにかく、

大きな病院で精密検査が必要なよう。



診察も終わり、

誰もいない病院の外で自転車と向き合う。

何とも言えない。

胸がぽっかり空いたような感覚。


普段から、ランとローラーで

毎日体を動かしてきた。

急にその一切を取り上げられてしまった。


そう思うと

一生運動は出来ないのか
という不安が

急に心を支配してくる。


とにかく安静。

体が第一な事くらい百も承知。

でもあまりにも急だ。

心の準備も出来ていない。


その後。

急に暴発寸前の爆弾を持たされたような

不安が襲う。


死と隣り合わせとは

こういうことを言うのだろうか。

何かに押しつぶされそうな不安。

ここ数日。夜が怖い。


いじょ。

『Simply』Life.

趣味を中心に何気ない日々の事を。

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